→目次へ
東京外語大・九条の会
連絡先:
◆結成の経過◆
2007年2月1日発行の同窓会誌に巻頭エッセイとしては異例の「平和憲法を世界に輝かそう」という一文がOBから寄せられ、この文書がきっかけとなり、4月初旬に世話人会が持たれ、同年6月16日に40名の出席で設立総会に至る。結成時の会員数は54。
◆組織構成◆
設立総会で世話人会は解散し、新たに会員5人による事務局体制がスタートする。しかし、5人だと一人分の比率が大きく基本的には全員出席が前提となるため、事務局会議開催が制約される。この制約を解消するため、本年1月26日に暫定的に拡大事務局会議を開催し、10人の事務局体制とした。また、事務局メンバー以外の会員による編集係を設け、会報の編集を依頼した。
◆運営方法◆
年会費を1,000円とし、入会時に郵便振替により支払ってもらうようにしている。また、随時カンパも受け付けている。設立当初、会員は全てOB・OGであったため、事務局を事務局メンバーの一人が経営している会社に置かせてもらった。いずれにしても大学を拠点とした運営ができないため、連絡事項は全て郵便または電子メールによる。最近、メーリングリストに51名を登録した。また、本会の特徴は上述したようにOB・OGによりスタートしたこともあり、会員は北海道から関西地区にまで散在しており、それだけに電子メールは極めて重要なツールとなっている。
◆これまでの活動◆
2007年 6月16日 設立総会(憲法問題研究家・岩田行雄氏による「憲法第九条はどのように誕生したか」という演題による記念講演も行われる)
2007年 9月20日 会報第1号発行
2007年12月 1日 講演会および忘年会(OBである金子亨千葉大名誉教授による「『東アジア共同体』の創設を考える」という演題の講演)
2008年 1月26日 拡大事務局会議(通常の事務局会議はこれまでに4回開催)
◆活動上、工夫した点や教訓◆
運営方法でも述べたが、拠点が大学内にないので、郵送・電子メールによる連絡がメインになる。それだけに通信費の削減が重要な問題となっている。この問題を解決するため、宅急便会社のメール便の活用を徹底した。特に冊子類の場合には、厚さが料金のベースになるので、極めて重宝している。
◆今後の活動計画◆
今年、AA研教授が会員になったことにより、初めて大学との直接のコンタクトが可能になった。従って、OB・OGの会員拡大は従来通り進めていくが、これに加えて現職の教職員、学生への浸透を図り、組織拡大を目指す。
また、年1−2回のビッグ・イベントとは別にさまざまなテーマによる学習会的な小集会を計画している。テーマとしては以下があがっているが、最終的には3月1日の次回拡大事務局会議で方向性を確定する。
・731部隊に関わる問題(ねずみ村と731)
・日の丸・君が代強制反対の裁判
・平和教育を目指した沖縄修学旅行
・コスタ・リカ憲法 等々
6月14日(土)に設立1周年の総会を開催し、併せて伊勢崎・東外大教授による講演を行う。