大東文化9条の会
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◆結成の経過◆
私たち大東文化9条の会(DAITO9s、略称D9s)は、2007年末、憲法改正について考えよう!という一人の1年生の呼びかけからスタートしました。
その呼びかけに賛同した数人の学生と教員が2008年の1月から、少しずつ仲間を増やし、準備会を重ねて4月16日に正式に発足しました。 現在は、昼休みにランチ・ミーティングを続けながら、月1回程度の交流・学習イベントを開催しています。学びを大切にしながら、無理せず、楽しさ・愉しさを失わず、一人一人の想いやアイディアを大切にしながらやっていこうと、話し合っています。
◆組織構成◆
文学部・国際関係学部を中心に14人の学生(大学院を含む)と教員1名が主に活動しています。現在は大きな規模ではないので、学部生、院生、教員とそれぞれの立場を超えて同じ組織として活動を共にしています。毎週木曜日の昼休みを利用したミーティングや企画を中心に活動していますが、まだ組織としてしっかりしたものではありません。しかしながら、2009年度にはサークル化を念頭に置き活動をしています。
◆これまでの活動◆
07’ 12月 学生が会の結成に向けて呼びかけ
08’ 1月〜4月にかけて9回の準備会
4月16日正式発足 川崎哲さんをお招きして
5月4、5日外部企画「9条世界会議」参加
週1回程度のミーティング
6月6日シアター9「それでも生きる子どもたち」を観賞
週1回程度のミーティング
7月22日懇親会
7月24〜28外部企画「平和のための埼玉戦争展」参加
7月31日外部企画 長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」観賞
8月13日外部企画 第五福竜丸エンジン薬塗り参加
8月28日夏期学習会
10月週1回定例ミーティング
10月22日学内企画「what is
9jo?」本学国際関係学部の先生をお招きして
週1回定例ミーティング
11月27日学内企画「韓国の徴兵制度について知ろう!」
週1回定例ミーティング
12月12日「PeaceNight9」に参加
週1回定例ミーティング
09’1月不定期ミーティング開催
◆活動上、工夫した点や教訓◆
学生でつくる9条の会の1つのあり方として、学生自身が主体的に関われる団体であることが求められると思います。そこで、私たちは活動指針に3つの「ない」を掲げて活動を行っています。
1.がんばらない(無理しないで楽しく!愉しく!)
人が「自分は頑張っているんだ!」と主張するその時、往々にして何かを基準に「頑張っている人」と「頑張ってない人」を無意識に分けている可能性があります。しかし、平和を作る活動に関しては、そんな主張をする必要は少しもありません。
もちろん、一生懸命に頑張っている自分を評価してあげる事は大切ですし、しっかりと評価される環境を大事にすることも大切ですが「頑張り」を振りかざしてはいけません。そして、何よりも、頑張る事は自分を苦しめます。頑張らないで、出来ることを、出来る限り誠実に地道にやっていくことが大事です。
2.えらくない(特別なことじゃない、誰にでもできること)
9条の会で様々な経験を重ねていくと、「すごいね」「えらいね」と言われたりすることもあって、ついつい私たちは、何かすごいことをやっているような気分になっている時があります。しかし、その「すごいね」や「えらいね」は、実はちょっとだけお互いに距離を作る言葉かも知れません。私には真似できないから「すごい」とか、そんな風に。
しかし、平和を求める事とは今を生きる若者として普通のことです。驕ることなく、誰かと比べることなく、普通に普通の事として平和を求めていきたいと思います。
3.あきらめない(微力だけど無力じゃない)
様々な活動の中では、上手く行かないことや思い通りには進まないこともあります。
そんな時は、無力感を感じてしまうものですが、そんな時は「私たちは無力ではなく、微力なのだ」と考えてみることが大切です。私たちは、権力があるわけでもなく、地位があるわけでもなく、有名でもない普通の人間の集団ですから個人の力は、小さなものです。しかし、だからといって「あきらめる」必要性は何もありません。決して無力ではないのですから。