「九条の会」愛知・大学人の会(略称)
名称:憲法「九条の会」アピールに賛同する愛知県・大学人ネットワーク
(略称 「九条の会」愛知・大学人の会)
連絡先:片山信之
(
Tel.052−883-6969, Fax. 052-883-6968.
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結成の経過◆
2004年11月3日の「憲法九条を守ろう・県民のつどい」を一つの契機として、県内の大学人関係者のなかで、「九条の会」アピールに賛同するネットワークを愛知県に作ろうという機運が生まれ、呼びかけ人を募る。12月18日の段階で71名の呼びかけ人。
2004年12月18日に発足記念講演会を
◆ 組織構成◆
世話人5名。呼びかけ人 80名。事務局員 7名。各大学九条の会連絡担当者9名。
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運営方法◆
毎月一回の頻度で定期的に事務局会議を開催している。 各大学九条の会連絡担当者と連絡し、各大学の取り組みを常に把握し、必要に応じてニュースやホームページ
http://www.geocities.jp/daigaku_aichi_9/
等を活用して各大学九条の会の取り組みを広く宣伝している。呼びかけ人に活動状況を報告し、意見を求めるとともに、必要に応じ財政支援の要請も行っている。講演と交流の集い等、集会の企画立案は、事務局会議で行っている。
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2008年の活動◆
これまでに、愛知県内の11大学(日本福祉大学、愛知東邦大学、愛知工業大学、名古屋芸術大学、愛知教育大学、名古屋大学、東海学園大学、名古屋市立大学、愛知県立大学、名城大学、愛知大学)で九条の会が結成されている。学生九条の会は、日本福祉大学と名古屋大学で結成されている。昨年以前の活動については、昨年の「活動経験交流資料集」を参照のこと。
講演会、経験交流会等
・6月21日(土) 午後2時から4時10分。(名古屋学生青年センター1階ホール)
「講演と交流の集い」第一部 講演 和田肇名古屋大学教授「格差社会のもたらすもの」第二部 各大学九条の会の交流。参加者数22名。
・12月13日(土)午後2時から4時。(愛知民主会館2階会議室)
講演会 倉橋正直愛知県立大学教授「阿片帝国・日本」参加者数18名。
ニュース発行
ニュースNo.4(2月発行)、ニュースNo.5(4月発行)
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各大学九条の会の活動◆(名古屋大学については別途報告のため、ここでは省略)
愛知大学九条の会
2008年1月26日 「第9条の会なごや」との共催、名古屋YWCA協力で講演会を開催(名古屋YWCA) 参加者数:約130名。テーマ:「改憲は未来を左右する---「国のウソ」を見抜き抵抗を」 講師:安斎育郎氏(立命館大学国際平和ミュージアム館長)
2008年7月5日 愛大九条の会二周年記念真のジウム「自衛隊イラク派兵差し止め名古屋訴訟高裁違憲判決の意義を語る」(車道校舎)を開催 参加者数:約50名。パネラー:池住義憲氏(自衛隊イラク派兵差止訴訟の会代表)、河辺一郎氏(愛知大学現代中国学部教授)、小林武氏(愛知大学法科大学院教授)、西本伸氏(反核・平和運動家)コーディネーター:鈴木規夫氏(愛知大学国際コミュニケーション学部教授)
2008年9月27日 「第9条の会なごや」との共催で講演会を開催。参加者数:約150名。
テーマ:「平和と生活を『憲法診断』する:一人ひとりの問題として」 講師:水島朝穂氏(早稲田大学教授)
2008年11月15日 「東海放送人九条の会」との共催で講演 会を開催。 参加者数:約70名。テーマ:「メディアの憲法報道を問う」 講師:飯室勝彦氏(中京大学教授)
現在の取り組み:「三好九条の会」から、2009年2月22日開催の同会設立3周年記念行事のシンポジウムに愛大の学生をパネラーにしたいが紹介してもらえないかとの打診があり、学生一人と卒業生一人の二人を紹介し、二人とも2月22日のシンポジウムのパネラーとして参加することになっています。
東邦学園九条の会
1.世話人会の拡大: 2008年5月に、それまで5人だった世話人を8名に拡大し、6月頃から随時必要に応じ世話人会を開催している。
2.学内集会の実施:
2008年7月16日 講演会「4・17イラク派兵違憲判決と今後の展開」、 講師 自衛隊イラク派兵差止訴訟名古屋弁護団 柴垣幹生氏。(DVD上映「イラク・戦場からの告発」を含む)
2008年11月19日 学生による報告会 「ヒロシマから学んだこと〜ピースナウヒロシマ
2008に参加して〜」。全国大学生協の企画イベントに参加した3人の学生の報告。(いずれ
も参加者30〜40人)
3.「東邦学園九条の会ニュース」の発行
NO.18(6月24日) 「イラク自衛隊派遣は憲法違反 講演会開催決定」
NO・19 (7月10日) 「九条の会主催講演会間もなくです」
NO.20(7月24日)「よくわかりました、イラク派兵の憲法違反」(講演会の報告)
No.21 (11月2日) 「学生の報告集会“ヒロシマから学んだこと”開催」
NO.22(11月27日)「感動を呼んだ学生諸君の報告」(集会レポート)
4.現在の取り組み:東邦学園九条の会単独の企画ではなく、5月に開催される「
名市大九条の会
11月16日(日)映画「アメリカばんざい」上映と藤本監督との質疑討論。(学内他団体と共催)参加者52名(市民約20名を含む)。
現在の取り組み:みずほ九条の会が企画している講演会(5月17日、講師川口弁護士)を、みずほ九条の会と名市大九条の会の共催で実施することを検討中。
日本福祉大学九条の会
ミニ講演会:日時:2008年 3月19日(水) 午後5:00〜
講 師 : 野崎泰志氏(本学福祉経営学部教授)
テーマ :「戦時性奴隷・首相靖国参拝・歴史認識―学生たちはどう受け止めたか」。参加者:約20名
春の平和・福祉講演会:日時:2008年4月26日(土)午後1:00〜
講 師 :二宮厚美氏(神戸大学教授)
テーマ :「命の重み−『平和』と『福祉』、9条と25条をつなげるもの」。参加者:約150名
*二宮先生のとてもわかりやすいお話に、参加した付属高校生、大学生から「憲法九条を守ること、平和を守ることが福祉を大切にすることにつながるということが良く理解できた」との声が数多く寄せられました。
ミニ講演会(11月の講演会に向けての事前学習企画):日時:2008年10月7日(火)午後6:30〜
講 師 :牧野忠康氏(本学社会福祉学部教授)
テーマ :「いのちと暮らしを衛る闘い−薬害C型肝炎訴訟の勝利の意義と課題」
参加者:約20名
秋の平和・福祉講演会:日時:2008年10月8日(土)午後1:00〜
講 師 :金田和子氏(薬害C型肝炎訴訟名古屋原告)、棚瀬誠氏(薬害C型肝炎訴訟弁護団長)
テーマ :「薬害C型肝炎訴訟の到達点とこれから」。参加者:約300名
*ある日突然、C型肝炎を発症し、長く病気と闘ってこられた原告金田さんの体験にもとづくお話に心打たれ、このようなことを二度と繰り返してはならないとの思いを強くしました。
ミニ講演会(2009年度春の講演会に向けての事前学習企画):日時:2008年12月9日(火)午後6:30〜
講 師 :曲田浩和氏(本学経済学部教授)、テーマ :「従軍慰安婦について」。参加者:約20名
(今後の予定)
ミニ講演会(2009年度春の講演会に向けての事前学習企画)。日時:2009年3月19日(水)午後6:00〜
講 師 :生江明氏(本学福祉経営学部教授)
テーマ :「東アフリカ遊牧地域に学ぶ九条の理念」